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しんどさや苦しみも表現できる場所として

ポジティブ思考・明るく前向きであることが、よしとされがちな世の中です。

あまりにもうっすらと無意識にそれが浸透していて、呪いのようですらあると、私は思っています。SNSを開けば、なんだかキラキラした世界がこれでもかと表現されています。でも、ポジティブ信仰・ポジティブ原理主義な風潮は、私は実は好きではありません。

もちろん明るく前向きにいられることは素晴らしい。でも1つの側面に偏るということは、自然の摂理に反する。陰と陽、光と陰、両方あるのがこの世界です。

自分の中の黒い気持ち。もやもやや、しんどさ。苦しさ。悲しみ。それらも大切な自分の一部です。そのようなものを表現できる場所は、ありますか。

うざいと思われるのでは、重たく感じてしまうのでは、場を白けさせるのでは。そんなふうに感じて、自分の中に溜めこんでいる人が沢山いるように思います。

また、実際に出してみたけれど、ちゃんと受け取ってもらえずに傷ついてしまったこともあるかもしれません。

仮に出せたとして、コトが片付いたあととか、ある程度整理して、きれいな包装紙に包んだ状態で出していることも多いと思います。SNS上では、それはそれで「お作法」としてある程度あっても良いかもしれないけど、

ではイキイキとした、生身の、むきだしの感情・感覚はどこへ行けばいいのでしょう。

生きるというのは、実際には生々しく泥臭いものです。

ネガティブと言われる感情も含めて味わうことが、生きること。

自分で受けとめることも大事です。でも、誰かに受けとめられることは、より輪郭がはっきりする、その気持ちの存在を認め、消化できることを助けます。自分が自分であっていいという感覚を、応援してもらえる体験です。

私は、そういう体験ができる場所でありたいと思っています。

もしも誰にも言えない気持ちを抱えたまま途方にくれる時があれば、

よければ、それをそっと半分わかちあっていただけたらと、そんな気持ちでいます。

 

 

 

 

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