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コーチングの限界とリスク

 

コーチングはその性質上、理想や目標、ありたい姿にむかっていくことを応援する、前向きな未来志向の要素が強い。

(そのこと自体に是非はないし、そもそも完璧な手法などないのですが、)それゆえのリスクも結構大きいです。

とかく「すっきりすること」を優先させてしまうこと、行動やシフトすることを重視することで大事なプロセスをすっ飛ばす危険性が少なからずあるのです。

本当は、葛藤の中にい続ける中でバランスをとることで成熟していったり、またその中で立ち現れる創造性の中にその人の人生があるのだと思います。

エネルギーが大きく動けば良いというものでもなく、わくわくするほう・響くほうへと応援してはいけないケースだってある。それが、むしろ本当にその人らしい人生から遠ざけてしまうことだってあるのです。

コーチングはパワフルな手法ですが、だからこそ、こういうことを理解したうえで、繊細な見立てと関わりをする必要があります。

対人支援において、パターン化することは危険で、どこか職人芸・アーティスト的な部分が多分にあるのは、一人として同じ人生がないからなんですね。

技法におぼれてはいけない、というのはいつも肝に銘じています。

 

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